マイコプラズマ肺炎が流行しています。
国立感染症研究所によると、2024年第31週~第35週(7月第4週~8月末まで)の定点あたりの患者報告数は、2014年以降もっとも多い数で推移しています。
マイコプラズマ拝見は、小児や若年層など、比較的若い年代の感染が多く、例年の報告数の約80%は14歳以下ですが、成人の感染報告も見られます。
せき、発熱、全身の倦怠感などの症状がみられ、せきが3~4週間と長く続くことが特徴です。
感染者のせきによる飛沫の吸い込みや、接触で感染するといわれていますが、短時間の曝露(ばくろ:接触など)での感染力はそれほど高くなく、濃厚接触で感染されるとされています。
手洗い、マスクの着用などできる対策を心掛け、感染を予防しましょう。